滝沢憲一
不動産価値を最大化する鑑定士
滝沢不動産鑑定事務所
大手証券会社にて社会人生活スタート。
営業畑でもまれる中で、営業のイロハや社会人としての心構えを身に着ける。
しかし、自社の都合次第で顧客の利益よりも自社の目標達成を重要視するかのような営業スタイルに疑問を感じ、7年で転職。
以前より興味のあった不動産鑑定士の資格を取得し、不動産鑑定事務所に勤務。
12年間に渡り、不動産鑑定士としての実績を積む。
心から喜ぶお客さまとのふれあいから、不動産鑑定士としての自信とやりがいを深める。
理想である『もっと深くお客さまと関わる不動産鑑定士』を現実とするために、2015年4月開業し現在に至る。
こんにちは。
不動産鑑定士の滝沢憲一です。
私には今でも仕事をする上での指針になっているできごとがあります。
それは独立して間もないころのできごとです。
ある日、お客さまに不動産鑑定書を提出しました。
私なりに頑張って作成した鑑定書です。
しかし、そのお客さまは鑑定書にほとんど目を通さずに「やり直せ」と言ったのです。
最初はお客さまがなぜそんなことを言い出したのかよく理解ができませんでした。
しかし、冷静になって考えてみると原因が見えてきました。
それは、独立をして、それまで以上にお客様と深く関わることができるようになり、お客様が私に求めるものが高くなったにも関わらず、私の仕事の方法はそれまでとあまり変わっていなかったことだったのです。
信頼してくれたお客さまが命の次に大切な財産の鑑定を依頼していただいているにも関わらず、私は忙しさなどを理由に以前と相も変わらず鑑定をおおよそオフィス内のデスクの上だけでことを済ませていました。
「お客さまの期待に応えることができていない!!」
自分のふがいなさを痛感した私はそこから再出発を決意しました。
「自分が十分に理解できていなものを鑑定できるわけがない!」
と、現地に赴き役所や近隣不動産会社を回り、市場調査を徹底して行いました。
分からないことや曖昧なことは何度も現地聴取をし、最善の答えを導き出しました。
そうやって作り上げた不動産鑑定書をあらためてお客様に提出した結果、笑顔で「ありがとう!」と言われたのです。
それがとても嬉しく「これこそが私のやりたかったことだ!」と今でも私の支えになっています。
今では、「どのように不動産鑑定書を作成しているのですか」と聞かれると、「徹底して人に聞いて自分で納得して作成しています」と自信を持ってお答えしています。
『お客様の命の次に大切な財産に関わる仕事』
これをやりがいに頑張っています。
どうぞよろしくお願いいたします。